水泳の傷害 ~平泳ぎ膝~
膝を深く曲げるキックの反復により、膝の靭帯などを痛める傷害です。
膝の障害は、膝の使い方が激しい平泳ぎに多いのです。平泳ぎでキックを開始するとき、膝関節は最大の屈曲位をとっています。ここから強力に水を蹴りながら下肢を伸展していくと、膝を外側に回す力と膝から下を外側に向ける力が加わります。
むかしの平泳ぎは、膝を広げて下肢で水を挟み込むように蹴るウェッジキックでしたが、近年、ウィップキックという、膝の間隔は狭く足部は最大に外側へ広げて水を強力に後方に蹴りこむキックが主流になりました。このため膝の外旋・外反が強く起こるのです。
このキックにより膝の内側の靭帯に強い力が働き、繰り返し刺激により刺激によりこの周囲に炎症を起こして膝関節痛を生じたものが「平泳ぎ膝」と考えられています。
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