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ベビースイミング

ベビースイミングのメリットはいくつかありますが、赤ちゃん本人のことに限ってみれば、肌と水、そして肌と肌の触れ合いにあるといえます。水で皮膚感覚を刺激し、肌と肌が触れ合うことで、赤ちゃんの脳と体は鍛えられ、発達していくからです。


赤ちゃんは、まだ視力も未熟なときから、手で物に触れ、全身の皮膚でたくさんの刺激を受けて学習します。皮膚感覚の1つである触覚の発達は、胎児のときから既に始まっているといわれています。赤ちゃんの手を握ると握り返したり、頬に触れるとそちらに顔を向けたりするのは、最も早い時期に現れる反応です。そういった皮膚感覚の刺激によって、大脳皮質のニューロンが活発に働き、シナプスができ、ネットワークがつくられて、知能が発達していくのです。


また、乳幼児期のスキンシップは、コミュニケーション能力のUPにもつながっているようです。自我、社会的知性、感情的知性の3つの発達のためにはスキンシップは大切なのです。


baby.jpgでは、ベビースイミングを始めるのに最もよい時期はいつ頃でしょうか。胎児は羊水の中に浮かんでいましたので、水への抵抗は少ないかも知れませんが、泳いでいたわけではありません。また、へその緒を介して胎盤から酸素や栄養を送られていたので、呼吸をする必要もありませんでした。


赤ちゃんを水の中に入れたとき、どのような動作をするか。それを観察した結果によりますと、次の3パターンに分かれます。

・第1段階(生後3ヶ月まで)[反射的水泳動作]
・第2段階(生後4ヶ月過ぎから2歳頃まで)[無秩序動作]
・第1段階(生後3ヶ月まで)[反射的水泳動作]


このなかでスイミングを始めるのによい時期は、 6ヶ月過ぎが適当だとされています。満1歳になると水を怖がるようになりますが、6ヶ月頃だとまだあまり怖がりません。そのため、満1歳になってからベビースイミングを始めた赤ちゃんは平均して25回以上通わないと水に慣れませんが、 6ヶ月でベビースイミングを始めた赤ちゃんは 10~15回ぐらいで水に慣れるといわれています。 6ヶ月ぐらいから始めると、1歳半ごろには、息継ぎはできませんが 5メートルぐらい泳げるようになるようです。


但し、赤ちゃんの頃から水泳をさせたとしても、一旦ブランクがあると、水泳を忘れてしまうことが多いです。赤ちゃんの頃は脳の発達が未熟で、動作をいつまでも憶えていることができないからです。


逆に、技術の習得という点で見ると、 12歳頃までには水泳を覚えておきたいところです。水泳では推進力が重要ですが、速く泳ごうとすればするほど水の抵抗も大きくなります。それを体で覚え、脳の中にネットワークをつくって自然に記憶できるのがこの年齢ぐらいまでだからなのです。歳をとってから始めると、水の抵抗を自然に感知して無駄なエネルギーを使わずに泳ぐということが難しくなってしまいます。もちろん、楽しみながら泳ぐのでしたら、水泳は何歳からでも始められるスポーツです。


もっとも、ベビースイミングは、水泳の基礎としてとらえるのではなく、楽しく遊ぶという人間本来の姿に戻って、水と戯れることにその良さがあります。その結果として、水の感触、楽しい経験、親子のスキンシップ等が赤ちゃんの脳を刺激し、発達させていくのです。


※この文章は【なぜ水泳と温泉は脳によいのか】を参考にしています。

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